SAP 勤怠管理導入ノウハウ

SAP勤怠管理について書いてます。

【勤務スケジュール】休憩スケジュール

概要

休憩スケジュールとは、1日の休憩時間を定義したものになります。

休憩スケジュールを後述する勤務形態に割当てることで、対象日の休憩時間が休憩スケジュールに従い設定されます。

 

前提

勤務形態種別が定義されていること

 

IMGパス

勤怠管理ー>勤務スケジュールー>勤務形態ー>定義:休憩スケジュールー>決定:休憩スケジュール

 

設定内容

休憩の開始終了時刻とその休憩が無給なのか有給かを設定します。

 種別・・・勤務形態種別を入力

 休憩・・・休憩時間を設定するコード値。

勤務形態を設定する際はこのコードを設定します

 No・・・同じ休憩コードに複数の休憩時間を持たせるための連番

開始/終了・・・休憩の開始時刻/終了時刻を設定

P(前日区分)・・・対象の休憩が前日に該当する場合チェック。

01:00-01:30の休憩に対し、前日区分にチェックを入れておくと09:00-02:00等、翌日を跨いで勤務する場合翌日の01:00-01:30の時間が休憩として扱われます。

無給・・・対象の休憩時間を無給とする場合、時間を入力

有給・・・対象の休憩時間を有給とする場合、時間を入力

後・・・休憩までの時間を入力

ここで入力した時間を勤務した後に、設定した休憩時間(有給or無給)がセットされます。

 その他の項目についてはあまり使用しませんので割愛します。

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上記例の場合、設定された休憩時間は以下の通りです。

① Z001

休憩 12:00-12:45(無給休憩0.75h)

   17:45-18:00(無給休憩0.25h)

   21:00-21:30(無給休憩0.50h)

② Z002

休憩 12:00-13:00(無給休憩1.00h) 

   21:00-21:30(無給休憩0.50h)

   25:00-25:30(無給休憩0.50h)※翌日に跨いだ勤務の休憩

③ Z003

休憩 12:00-12:45(無給休憩0.75h)

   12:45-13:00(有給休憩0.25h)

④ Z004

休憩 3時間勤務した後に無給休憩1.00h