SAP 勤怠管理導入ノウハウ

SAP勤怠管理について書いてます。

【勤怠データ登録/管理】入力画面属性/履歴管理区分

概要

作成した出勤/休務タイプについて時間枠消化(年次有給休暇等、上限がある休暇)対象の休暇なのか

休務情報で使用するのか、出勤情報で使用するのか、出勤/休務タイプが同日で重複した際の動作などを定義します。

前提

出勤/休務タイプが定義されていること 

IMGパス

勤怠管理ー>勤怠データ登録/管理ー>休務情報->休務カタログ->決定:入力画面属性/履歴管理区分

設定内容

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出勤/休務区分・・・休務タイプの場合「A」、出勤タイプの場合「P」を設定します

人材空き状況・・・使用しません

休務種別・・・使用しません

Dynpro番号・・・下記の通り指定します

 ・ 時間枠消化無しの休務タイプ「2000」

 ・ 時間枠消化有りの休務タイプ「2001」

 ・ 時間枠消化無しの出勤タイプ「2051」

 ・ 時間枠消化有りの出勤タイプ「2050」 

履歴管理区分・・・同日で出勤タイプ/休務タイプが重複した時の動作を定義します

 SAP用語で衝突チェックと言われているものです。

 設定がちょっと面倒くさいんですが、このカスタマイズだけでは完結せず

 下記IMGの設定も併せて必要になります。

 勤怠管理ー>勤怠データ登録/管理ー>定義:勤怠インフォタイプ重複時のリアクション

 こちらのカスタマイズの説明で詳しく解説します。

休務/出勤クラス・・・使用しません