SAP 勤怠管理導入ノウハウ

SAP勤怠管理について書いてます。

【勤務スケジュール】勤務スケジュール作成

概要

設定した勤務スケジュールから実際の稼動カレンダを作成します。

作成した稼動カレンダは、カスタマイズで設定しているルール(平日や休日、祝日)に従い生成されます。

生成されたカレンダに対し、個別に休日にしたりと変更することも可能です。

 

前提

勤務スケジュール分類が定義されていること

祝日カレンダが定義されていること

勤務スケジュール種別が定義されていること

勤務スケジュールルールが定義されていること

 

メニューパス

SAPメニュー->人事管理->勤怠管理ー>勤怠管理ー>勤務スケジュール情報->登録(TrCD:PT01)

SAPメニュー->人事管理->勤怠管理ー>勤怠管理ー>勤務スケジュール情報->変更(TrCD:PT02)

 SAPメニュー->人事管理->勤怠管理ー>勤怠管理ー>勤務スケジュール情報->照会(TrCD:PT03)

 

設定内容

※登録から起動した場合

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【勤務スケジュール】

勤務スケジュール分類・・・作成したい勤務スケジュールルールに割当てられている勤務スケジュール分類を指定します。

祝日カレンダ・・・作成したい勤務スケジュールルールに割当てられている祝日カレンダを指定します。

勤務スケジュール種別・・・作成したい勤務スケジュールルールに割当てられている勤務スケジュール種別を指定します。

【勤務スケジュール生成】

カレンダ開始年月・・・作成したい勤務スケジュールルールの開始年月を指定します。MMYYYY形式になりますので、注意してください。

終了・・・作成したい勤務スケジュールルールの終了年月を指定します。

【照会】

カレンダ・・登録ボタン押下後の結果画面をカレンダ形式で表示します。

ALV一覧・・登録ボタン押下後の結果画面をALV一覧形式で表示します。

【メニュー】

登録・・・指定した条件でカレンダを生成します。開始~終了年月の結果が次画面に表示されますが、保存ボタンを押さないとカレンダの保存は行われません。

全登録・・・開始~終了年月のカレンダを生成します。(押下だけで生成と保存が行われます)

 

上記でカレンダ(勤務スケジュールルール)の生成は完了です。

業務的には、4月が年度開始の場合、2月または3月あたりで次年度の稼動カレンダが決定されるかと思いますので、本操作で次年度のカレンダを生成します。